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VistaPEで任意のソフトを追加して緊急事態に役立つ起動ディスクを作る方法

VistaPEで緊急時の復旧環境を構築

Windows AIK(自動インストールキット) のセットアップ WinBuilderのセットアップ WinBuilderのセットアップと日本語化 最小限のVistaPEを構築する VistaPEに任意のソフトを追加してビルドする スクリプトの作成 VistaPEをビルドする VistaPEを使う 復旧に役立ちそうなツール

パソコンは、使っていれば不安定になってくるもの。
ウィルスや有害プログラムで不安定になることもあれば、人為的ミスで起動しなくなるなどのトラブルが付きものです。

パソコンが不調な状態ならリカバリー(購入時状態に戻す)ことを各社メーカーは、案内しています。
しかし、リカバリーを行うとそれまで保存したデータも全て失われることが前提です。

VistaPEは、Windows Vistaをベースとして作成するCDから起動できるWindowsです。
CDから起動できるので何らかの原因でWindowsが起動できない場合にもファイルの復旧ができます。


※Vista SP1ベースのVistaPE

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Windows AIK(自動インストールキット) のセットアップ

Windows 自動インストール キット (AIK) とは、Windows Vistaのセットアップで実行される、Windows PEを
構築するツールです。これを使用してWindows VistaのDVDが手元に無くてもVistaPEを構築できます。

VistaのDVDがあれば、Windows AIKは、不要です。
Windows AIKは、無償で利用できますが、日本語入力ができない。
エクスプローラが付属していないなどの機能制限が大幅にあります。

6001.18000.080118-1840-kb3aik_ja.isoをDemonToolsなどでマウントします。
startcd.exeを起動します。

.NET Flamework 、 MSXML6.0を導入していない場合は、それらをセットアップします。

Windows AIKをセットアップします。
※インストールフォルダは、できるだけ変えないようにする。

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WinBuilderのセットアップ

WinBuilderとは、VistaPEなどのLiveCDを構築するツールです。主にVistaPEの構築ツールです。
スクリプトによる機能拡張ができ、VistaPEに同封するソフトも全てスクリプトで定義します。
BartPEでいうプラグインです。

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WinBuilderのセットアップと日本語化

上記のサイトからそれぞれ、WinBuilder.rarJapanese.txt をダウンロードします。

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WinBuilderの日本語化

WinBuilder(WB075b3.exe)を起動すると下図のような画面になる。
右上の赤い×印をクリックしてDownload Centerを閉じる。

右上のAdvancedをクリックして詳細な設定を開く。

Languageタブを開きます。

矢印が指し示すフロッピーのようなアイコンをクリックします。
WinBuilderにProjects、Tools、Languagesとフォルダが作られます。

このLanguagesフォルダにJapanese.txt をコピーし、
WinBuilderを再起動します。

再起動したら同様にLanguageタブのところまで進め、セレクトボックスからJapaneseを選択します。
日本語表記に変わったことを確認したら右上に赤い×ボタンで閉じます。

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最小限のVistaPEを構築する

VistaPEは、海外製ソフトを多く詰め合わせたVistaPEを簡単に構築できるが、
英語表記のソフトは、随分と使いにくいものだ。そこで最小構成でVistaPEを構成し、使い慣れた日本語表記の
ソフトを中心にVistaPEを構築しよう。

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スクリプトとプログラムのダウンロード

右上のツールバーからDownloadをクリックし、
ダウンロードセンターを表示させます。

VistaPE Core v.12 (Beta 3)配下の項目で下記の表を参考にチェックをする。
その他のチェックは、全て外します。

Tools
  • 7z.dll
  • 7z.exe
  • drv_index.exe
  • Iso-Burner.exe
  • mkisofs.exe
  • SetACL.exe
  • WimUtil.exe
  • VistaPE-Core
Base
  • 00-api-main.script
  • 01-preconfig.script
  • 02-clear.script
  • 03-base-files.script
  • 04-additional.script
  • 05-fonts.script
  • 06-custom-folder.script
  • 07-config.script
  • 08-locale.script
  • 09-bsexplorer.script
  • 10-explorer.script
  • folder.project
Addons
  • common.script
  • cpl.script
  • dll.script
  • folder.project (59 Bytes)
  • IE7.script (127.80 Kb)
  • ImdiskRamdisk.script
  • JapaneseIMEv.script
  • MapNetDrive.script
  • MMC.script
  • penetcfg.script
  • rdc.script
  • ruslat.script
  • share.script
  • wim.script
  • WIMMaster.script
  • WinRE.script
Debug
  • debug-regedit.script
  • mount.script
  • unmount.script
Drivers
  • drivers-chipset.script
  • drivers-lan.script
  • drivers-ms.script
  • drivers-video-vga.script
Finalize
  • 00-postconfig.script
  • 01-iso-cd-usb.script
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最小限のスクリプトを選択

VistaPE Core v.12 (Beta 3)以下を下記の表を参考にチェックをします。
それ以外のチェックは、全て解除します。※太字は、カテゴリーを表します。}
←この色の項目は、VistaのDVDがあれば、有効になる項目。

  • Main Configuration
-
Base
  • PreConfig
  • Clear Target Folder
  • Base Files
  • Additional files and drivers
  • Additional Fonts
  • Custom Folder
  • Basic configuration and tools
  • Locale Setting
  • BS Explorer 2
  • Explorer Vista
Addons
  • Common DLL
  • ImDisk Ramdisk for VistaPE
  • Internet Explorer 7
  • Japanese IME for VistaPE
  • Map Network Drive
  • PENetCfg
  • MMC
  • Ruslat - small keyboard indicator
  • WIMMaster v14.12.2007
  • Windows Vista Recovery Environment
Drivers
  • Drivers - Chipset
  • Drivers - LAN
  • Drivers - SATA/RAID/SCSI
  • Standard VGA Graphics Adapter + Monitors
Finalize
  • PostConfig
  • Create ISO/CD/USB
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VistaPEに任意のソフトを追加してビルドする

VistaPEの最小構成では、ファイル管理などの復旧環境が整っている状態とは言えない。
そこで任意のソフトをVistaPEに組み込み、ファイル管理やハードディスクの検査など、
あらゆることに対応できるようする。

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スクリプトの作成

レジストリを使わなくても動作するソフトならVistaPEへの組み込みは、簡単にできる。
.NETを使ったソフトは、VistaPEでは、動作しない。

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スクリプトをWinBuilderScriptMakerを使って作成する

レジストリを使わなくても動作するソフト専用になるが、スクリプトを自動生成できるバッチファイルを作成した。

WinBuilderScriptMakerをダウンロード (WinBuilderScriptMaker.cmd)

WinBuilderScriptMaker.cmdをダウンロードし、WinBuilderの実行ファイルがあるフォルダにコピーする。

メモ帳で「softlist.txt」ファイルを作成する。
書式は、「ソフト名,実行ファイル名,インストール先のフルパス」を記述します。
区切り文字は、,(カンマ) , です。全角文字を含むと正しく処理できません。

DeepBurnerとEASEUS Partition Managerを指定した例

DeepBurner,DeepBurner.exe,C:\Program Files\Astonsoft\DeepBurner
EASEUS Partition Manager,epm.exe,C:\Program Files\EASEUS\EASEUS Partition Manager Personal 1.6.4

記述が終わったら、WinBuilderScriptMaker.cmdをダブルクリックして実行します。

VistaPE-CoreフォルダにPlusSoftwareフォルダが作られ、
DeepBurner.scriptやEASEUS Partition Manager.scriptなどの
スクリプトファイルが生成されます。

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スクリプトを手動で作成する

[Main]
Title=Firefox3Portable
Selected=True
[variables]
%ProgramTitle%=Firefox3Portable
%ProgramEXE%=FirefoxPortable.exe

%SourcePath%=D:\Soft\Internet\Browser\firefox3-Portable
%ProgramFolder%=%ProgramTitle%
%InstallPath%=%TargetDir%\Program Files\%ProgramFolder%
[Process]
RunFromRam,True
DirMake,"%InstallPath%"
DirCopy,"%SourcePath%\*","%InstallPath%"
Add_Shortcut,StartMenu
Add_Shortcut,Desktop

大きく[Main] [variables] [Process] のセッションに分けられる。

Main ソフト名や著作権などの指定。また優先レベル、初期の選択状態を指定。
variables 変数の定義。
Process 組み込み手順の定義

主な設定箇所は、太字で示している箇所を環境に合わせて書き換えます。

Title ソフトの名前を指定します。
%ProgramTitle% こちらもソフトの名前を指定。半角英数字のみにします。
%ProgramEXE% 実行ファイルの名前を指定します。
%SourcePath% ソフトのインストール先のフルパスを指定します。
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VistaPEをビルドする

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Windows AIKのパスを指定する

WinBuilderに戻り、[Script][パス][Code Box][ログ]の欄から[パス]を選択します。
次にソースに指定するフォルダ にWindows AIKのインストール先のフォルダか、
VistaのDVDを指定します。Windows AIKの場合は、「C:\Program Files\Windows AIK」が一般的です。

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ビルドしてISOイメージを作成する

右上のツールバーにある実行をクリックします。
処理が終わるまでしばらく待ちます。

この処理が数分経過しても完了しない場合は、drv_index.exeが固まっている可能性があります。
手動でdrv_index.exeを終了させれば、処理を継続できます。
drv_index.exeは、タスクトレイから終了できます。

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ISOイメージをディスクに書き込む

ISOフォルダにVistaPE-Core.isoというファイル名でISOイメージが作成されています。
これをCD-RやDVD-RにISOイメージとして焼きます。 ISOイメージの焼き方は、こちら

※実際に焼く前にVirtual PC などの仮想PCを使って動作確認をしておくと良いでしょう。

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VistaPEを使う

VistaPEのディスクを挿入し、パソコンを再起動します。CDまたは、DVDからVistaPEが起動されます。
ハードディスクの障害が発生したり、ハードディスクのWindowsが壊れた場合でも起動できます。

Windows AIKを使った場合、日本語入力ができないのが不便だが、各種フリーソフトを組み合わせて
復旧に役立つ環境を整えれば、Cドライブから重要なドキュメントを救出することもできる。
救出した上でCドライブをリカバリーすれば、簡単に安定した状態に戻せる。

また、USBハードディスク、USBメモリーが使えるのでデータを待避させたり、
USBメモリーから任意のプログラムを起動することも可能だ。スクリプトを使わずに
USBメモリーにまとめて復旧用ツールを入れておくと便利。

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復旧に役立ちそうなツール

Windowsが起動しなくなった時に慌てないためにもVistaPEやBartPEのようなCDかDVDから起動できる
LiveCDを準備しておくと緊急時に大いに役立つ。

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とりあえず準備しておきたいもの

VistaPEと一緒に使いたいフリーソフト。
SeeZでファイルを操作できるのでCドライブから重要なファイルを救出する。
万が一ファイルを削除してしまってもRecuvaで復元できる可能性もある。

またハードディスクの検査やパーティションのサイズの変更など、通常のWindowsが動いてる状態では、
非効率な作業もVistaPE上なら問題無い。ハードディスクから

ソフトのジャンル 推奨ソフト
ファイル管理 SeeZ
アーカイバー(圧縮と解凍) Lhaca
ファイル復元 Recuva
パーティション操作・管理 EASEUS Partition Manager 日本語化パッチ
ウィルススキャン ClamWin Portable 日本語化
ディスクイメージの作成と復元 Drive SnapShot(シェアウェア)
インターネットブラウザ Firefox 3 Portable 日本語版
ライティング(CDやDVDの書き込み) DeepBurner
ハードディスクの検査 HD Tune
デフラグ JkDefrag

安定状態でVistaPEを起動し、Drive SnapShotでCドライブをイメージ化してバックアップしておけば、
以上が発生してもCドライブを簡単に復元できる。リカバリーの前にファイルを復旧することも可能だ。

前のドキュメント:自分専用のリカバリーディスクを作ろう
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