パソコンは、いつ壊れてもおかしくない。何らかの原因で起動しなくなることは、珍しいことではない。
リカバリーディスクを作ろう
オリジナルリカバリーディスクの作成 リカバリーとは? リカバリーしやすい環境にしよう 特殊フォルダをDドライブに移動しよう リカバリーディスクの作成 VistaPEでの作業 復元するWindowsの動作は、近年は、安定してきたがウィルス・ソフトウェアのバグ・人為的ミスなど原因で
突然、何らかのトラブルに見舞われることも珍しくない。
またアプリケーションのインストール、アンインストールを繰り返していると、Windowsにゴミが大量に残ってしまう。
そのような場合は、リカバリーや再セットアップを行うのが手っ取り早いのだが、幾分と面倒だ。
オリジナルリカバリーディスクの作成
リカバリーとは?
メーカー製PCには、ほぼ必ず購入時の状態にリカバリーが可能になっている。
通常は、CD-ROMやDVD-ROMで提供されていたり、ハードディスクに隠し領域(リカバリー領域)から復元できる。
そもそもリカバリーとは何か。
そもそもリカバリーをやる理由は、安定状態に戻すことが目的です。
リカバリーを行う主な理由は、Windowsが起動しない
、ウィルスによってWindowsを破壊された
など、
不意のトラブルは、突然やってきます。人為的ミスもあり、自然発生することもあるのです。
一般的にリカバリーとは、パソコン購入時の状態に復元する
ことです。
メーカー製パソコンの場合、購入時の状態に戻す機能が備わっているのですが、せっかく使いやすくした
環境を全て破棄して購入時の状態に戻すのは、面倒な上にウィルス対策や修正プログラムが適応されていない状態に戻るので危険な行為に変わり有りません。
本来の意味でのリカバリーは、単純に復元するという意味でしかありません。
購入時の状態・・・とよく言われますがメーカー製パソコンに限った話です。
今の状態を保存
Windowsは、通常は、Cドライブに存在します。設定もアプリケーションも全てCドライブに格納されています。
メーカー製パソコンのリカバリーは、このCドライブを購入時の状態に復元することで購入時の状態に戻します。

安定時は、何ら問題無く普段使うソフトやWindowsの設定を終えている状態です。
問題が発生してリカバリーをしなければならない場合でも、安定時の状態を復元できれば、
購入時から安定時まで行ってきた設定作業などを省略することができます。
この記事では、安定時の状態を保存しておき、それを復元することでリカバリーを行う方法を解説します。
リカバリーしやすい環境にしよう
リカバリーとは、通常Cドライブを復元するが、Cドライブにあったデータやファイルは、全て消えてしまう。
リカバリーディスクを作成した後に作成されたり更新されたファイルは、失われてしまう。

問題発生時点で最重要視されるのがマイ ドキュメントやメール、アドレス帳、住所録などの保持です。
ほとんどのパソコンでDドライブがハードディスクとして存在しますのでマイドキュメントやアドレス帳を
Dドライブに移動させておけば、問題が発生した時にデータの待避などを行わずに済みます。
特殊フォルダをDドライブに移動しよう
一般的にDドライブですが、任意のドライブで構いません。しかし、Cドライブでは、意味がありません。
マイドキュメント
マイ ドキュメントの場所を変更すればマイ ピクチャ、マイ ミュージックなども一緒に変更される。
多くのアプリケーションのファイルがマイ ドキュメントに保存されている。

マイ ドキュメントを右クリックしてプロパティを開きます。
次に移動ボタンをクリックしてDドライブに任意のフォルダを作成します。

Internet Explorerのお気に入りとデスクトップ
IEのお気に入りとデスクトップ移動させておこう。これには、レジストリの編集が必要だが
Dドライブに移動するためのスクリプトを作成してあるのでそちらを使って貰いたい。スクリプトのダウンロード
レジストリの場所
# 項目名
Desktop
Favorites
リカバリーディスクの作成
実際に安定時の状態でリカバリーディスクを作成します。
Drive SnapShot
Windows NT/2000/XP/Vista/PE(BartPE)、DOSに対応したパーティションイメージ作成プログラムです。
30日の期間限定のシェアウェアですが復元機能(リカバリー)は、無期限です。
バックアップのみ期間限定になっています。アップデートすれば、引き続き使えたりしますが…
Drive SnapShot 「Download and Installation」から「SNAPSHOT.EXE」をダウンロードする。
VistaPEを作成する
VistaPEとは、CDから起動するWindows Vistaです。機能は、大幅に制限されていますが、
ファイル操作など基本的なことは、問題無くできます。VistaPEは、CDから起動するのでWindowsが壊れて
起動しなくなった場合でも復旧作業ができます。VistaPEの作り方は、こちら。
必ずVistaPEにDrive SnapShotを含めてください。
なお、VistaPEではなくBartPEでも問題ありません。
リカバリー前にやるべきこと
せっかくリカバリーディスクを作るならキャッシュファイルや一時ファイルなど不要なファイルは、削除したほうが良い。
絶対に必要な作業というわけではないがせっかくリカバリーディスクを作るなら以下の作業をやっておこう。
一時ファイルやIEのキャッシュなどを削除する
下記のバッチスクリプトを実行すれば、簡単に一時ファイルやIEのキャッシュを削除できる。
ファイル名は、cleanup.cmd
で保存しよう。または、ダウンロードして実行
してください。
RD /S /Q "%TEMP%"
RD /S /Q "%TMP%"
RD /S /Q "%windir%\temp%"
RD /S /Q "%USERPROFILE%\Cookies"
RD /S /Q "%USERPROFILE%\Local Settings\History\"
RD /S /Q "%USERPROFILE%\Local Settings\Temp\"
RD /S /Q "%USERPROFILE%\Local Settings\Temporary Internet Files\"
VistaPEを起動しよう
※BartPEでも問題ありません。
VistaPEは、CDからパソコンを起動するのでCD/DVDドライブにVistaPEのディスクを入れてパソコンを再起動する。
なお、パソコンの設定によっては、CDから起動しない場合があるのでパソコンのマニュアルをみるか、
メーカーに問い合わせて頂きたい。

VistaPEでの作業
CubicExplorerを使う
CubicExplorerは、Vistaのエクスプローラによく似たファイル管理ソフトです。
デスクトップにある
のアイコンをダブルクリックで起動します。

日本語化していないので英語表記ですが直感で操作すれば特に問題ありません。
Cドライブから必要なファイルを救出することもできます。
ページングファイルを削除する
巨大な不要ファイルの一つにページングファイルがある。
通常は、Cドライブにpagefile.sysという名前である巨大ファイルだ。
このファイルは、不要なので削除しておこう。もちろんゴミ箱を空にすることを忘れないように。
Drive SnapShotでイメージファイルを作る

Drive SnapShotは、SNAPSHOT.EXEを起動する。
Backup Disc To File をクリックする。

Cドライブを選択する。

下図のように CDISK など任意の名前を入力する。

Browseをクリックしてイメージファイルの保存先のフォルダ選択します。
この時、必ずCドライブ以外を選択してください。

VistaPEでは、うまくBrowseでファイルが選択できない。
Start Copyをクリックしてしばらく待ちます。この間、余計な操作をしないようにして下さい。

上記のように[OK]と表示されたら完了です。
いくつかファイルが作成されています。これがCドライブのコピーです。
ここまで完了したらVistaPEをシャットダウンし、VistaPEのディスクを取り出します。

復元する
Cドライブの復元(リストア)の手順を説明します。
まずVistaPEまたは、BartPEを起動します。
この作業を行うとイメージファイル作成時点にCドライブの内容が戻ります。
変更があったファイルやメールのデータなどが失われます。
万が一のためにバックアップしよう
リカバリーをした後で必要なファイルがあったとしても取り返しが付かない。
そこでハードディスク(Cドライブ以外)に余裕があるなら、一旦、Cドライブを再度、
バックアップしておけば、そのイメージファイルからファイルを復元させることができる。
Drive SnapShotで復元する

起動したらRestore Disk from File をクリックする。

BrowseをクリックしてCドライブのイメージファイルを選択し、Nextをクリックする。

Cドライブを選択してNextをクリック。(復元先のドライブ)
確認メッセージが表示されたら Yesをクリックしてしばらく待ちます。
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